アルギニンの基礎知識。アルギニンとは

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アルギニンの基礎知識。アルギニンとは

筋トレ用としてだけではなく、健康・美容化にも注目されているサプリメント「アルギニン」。最近目にすることが多く、エナジードリンクにもよく含まれている成分です。アルギニンとはいったい何なのか?どのような成分でどのような人におすすめなのか?アルギニンが豊富に含まれる食品から摂取する際の注意点まで、アルギニンについて詳しくご説明します。

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アルギニンとは

アルギニンとは

アルギニンとはアミノ酸の1種であり、体内で合成される非必須アミノ酸です。しかし、子供にとっては体内の合成能力が不十分な為、食事での摂取が必要な必須アミノ酸として扱われています。もちろん天然に存在する成分であり、体内での合成の他に食事からも日常的に摂取している成分です。

近年では、肉体改造はもちろん、健康や美容にも効果が期待できるとして注目されています。そんなアルギニンについてご説明します。

どんな人におすすめ?

どんな人におすすめ?

アルギニンの主な効果は以下の通りです。

  • 成長ホルモン分泌促進
  • 血流改善
  • 免疫力向上
  • 美容効果

効果の詳細やアルギニンがこの様な効果が期待できる理由については、アルギニンの効果について詳しく紹介した記事がありますので、そちらをご確認ください。

>>アルギニンの効果

筋肉の成長に必要な成長ホルモンの分泌を促進する効果から、筋トレ愛好家やアスリートから支持されており、血流改善効果もあるので筋肉のパンプ感を向上させてくれます。それだけではなく、成長ホルモンは体脂肪率を下げる効果やアンチエイジング効果も期待できるため、女性の方にもおすすめです。

以下のような方には特にアルギニンをおすすめします。

  • トレーニー
  • ダイエット中の方
  • 肉体改造中の方
  • アンチエイジング・美肌になりたい方
  • 成長期の子供

筋トレにも効果的

もちろんアルギニンは筋トレサプリとしてもおすすめです。アルギニンは近年注目されているNOサプリ(一酸化窒素)の1種であり、アルギニンは体内で一酸化窒素に変換されます。一酸化窒素には血管を拡張させ血流量を増加させる効果があるため、トレーニング中のパンプ感が向上します。

また、筋肉内に取り込まれるアミノ酸や炭水化物、成長ホルモンなどの量も向上するため、筋肉の成長を促進させる効果が期待できます。アルギニンには成長ホルモンの分泌を促進させる効果もあるので、筋肥大目的であれば優先度の高いサプリメントと言えます。

アルギニンとL-アルギニンの違い

アルギニンとL-アルギニンの違い

アルギニンサプリを探している時や、成分表示を見ている時に「アルギニン」と「L-アルギニン」という表記を見たことはありませんか?「アルギニン」と「L-アルギニン」は何が違うのか?どちらを選べばよいのかと迷われる方も少なくないと思いますので、両者の違いについてご説明します。

結論から申し上げると、アルギニンサプリに関しては、両者に違いはないと考えて問題ありません。アルギニンを始め、アミノ酸には「L型」と「D型」があります。アミノ酸には互いに鏡に映すと同じ構造になるものが存在しています。それぞれを区別するために「L型」と「D型」に分けられています。

両者の違いや役割については現在も研究が進められていますが、人体に含まれるアミノ酸は全てはL型であり、D型は自然界にほとんど存在していないと言われています。話をアルギニンサプリに戻しますと、「L-アルギニン」にはその名の通り「L型」のアルギニンが使用されています。

しかし、「アルギニン」と表記されているサプリにも、「L型」のアルギニンが使用されています。なぜなら自然界に存在しているアミノ酸は「L型」であり、サプリメントの原料も自然界にあるL型」のアルギニンだからです。

もちろん全てのアルギニンサプリを調査したわけではありませんので絶対とは言い切れませんが、基本的にはアルギニンサプリもL-アルギニンサプリもどちらも同じ物と考えて問題ありません。「アルギニン」と表記されているサプリは、「L」を省略しただけです。

アルギニンを多く含む食品

アルギニンを多く含む食品

アルギニンは食品中にも多く含まれており、サプリメントの摂取に頼らなくても摂取することは可能です。以下にアルギニンが多く含まれる食品をご紹介しますので、参考にしてみて下さい。また、食品中のアルギニン含有量に関しては詳しくご紹介した記事がありますので、そちらをご確認下さい。

  • 高野豆腐
  • かつお節
  • ナッツ類(ピーナッツ・くるみ・アーモンド等)
  • 大豆
  • 湯葉
  • 鶏肉

>>アルギニン含有量の多い食品ランキング

サプリメントでの摂取がおすすめ

意外かもしれませんが、アルギニンは食品中にも意外に多く含まれています。しかし、食品中に含まれているアルギニンは蛋白質を構成しているアルギニンの総量ですので、サプリメントとして摂取する場合とでは吸収効率が下がると考えられます。

また、筋トレや美容効果などを期待してアルギニンを摂取する場合、必要なアルギニン量をすべて食品から摂取しようとすると、カロリーや脂質などの余分な栄養素を過剰に摂取してしまう危険性もあります。

ですので、筋トレや健康・美容目的でアルギニンを摂取する場合は、サプリメントでの摂取をおすすめします。

アルギニンの注意点

アルギニンの注意点

アルギニンは体内でも合成されている天然成分ですので、摂取量を守れば副作用は心配しなくても問題ないレベルです。逆にアルギニン量が不足していると、男性機能や抵抗力の低下、生活習慣病の進行などのデメリットもあります。

ただ、やはり過剰な摂取は注意が必要であり、大量の摂取を続けると成長ホルモン異常によって「巨人症」などの疾患を患うリスクもあります。

飲み方には注意

アルギニンは強アルカリですので、サプリの種類によっては中和の為に酸性の飲み物で飲む必要があります。体調によっては下痢や胃痛の原因となるのでご注意ください。アルギニンの正しい飲み方については以下の記事を参考にしてみて下さい。

>>アルギニンの正しい飲み方

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